小林クリニック 文京区小石川の内科・皮膚科


ごあいさつ


このたびは当クリニックのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

当院は、40年にわたり文京区小石川の地で地域の皆様とともに歩んでまいりました。開院当初は「小林皮膚科医院」としてスタートし、初代院長・小林が地域に根差した診療を行っておりました。その後、親子二代にわたって二人三脚で診療に携わり、時代の変化とともに、患者様の多様なニーズに応えながら医療の質の向上に努めてまいりました。

現在では、内科や皮膚科を中心とした疾患診療に加え、患者様のよりよい生活を支える医療をめざし、心身の健康に寄り添う診療を心がけています。単に症状を診るのではなく、その背景にある生活習慣やご不安にも丁寧に耳を傾け、安心して通っていただけるクリニックでありたいと願っています。

ありがたいことに、開業以来長く通ってくださる患者様の中には、親子三代にわたってご来院いただいているご家庭もございます。こうした信頼関係は、私たちにとって何よりの励みであり、今後も変わらず大切にしていきたいと思っております。

「病気」のことはもちろんのこと、日々のちょっとした体調の変化や、どこに相談すればよいか迷われるような些細なお悩みも、どうぞお気軽にご相談ください。地域の「かかりつけ医」として、皆様の健やかな毎日を支えられるよう、スタッフ一同努めてまいります。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


お知らせ


🍀6月14日(土)の外来は畑先生が学会参加するために12時までです。外来受付は11時30分までとなります。

🍀令和7年3月をもって皮膚科医小林壽美子先生がご勇退されました。誕生月の6月に今までの感謝を込めてシミクリームサンプルをお配りいたします。夏の日差しに負けないで頑張りましょう!
使い方:シミの気になる部分に直接塗布
保管:冷暗所(冷蔵庫保存がお勧めです)
※防腐剤を使用しておりませんので、早めにお使いください。クリームの黄色が濃くなったら酸化のサインです。


担当医師


畑 佳納子

日本内科学会認定総合内科専門医

日本医師会認定健康スポーツ医

日本医師会認定産業医

東京都難病指定医

※小林壽美子先生より引き続き皮膚トラブルの診療も行っております。

 

 

〜診療内容について〜

内科診療


 

   生活習慣病

   生活習慣病は、厚生労働省の資料で「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」と定義されています。生活習慣病に該当する主な病気として、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、高尿酸血症/痛風、肥満症/メタボリックシンドローム、脂肪肝/代謝機能障害関連脂肪肝疾患(MASLD)、アルコール性肝炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD、肺気腫や慢性気管支炎)、肺がん、大腸がん、歯周病などが挙げられます。近年では、こうした予防可能な病気への対策の重要性が、国際的にも注目されています。世界保健機関(WHO)によって提唱された「NCD(=非感染性疾患)」という生活習慣病に似た概念があり、心臓病や脳卒中などの循環器疾患、がん、糖尿病、そして慢性閉塞性肺疾患(COPD)が含まれています。やりたい事が出来る身体を長く維持するために、日々の暮らしをサポートする治療をしていきましょう。

[診断のために]

▶️血液検査

▶️画像検査(レントゲン、腹部エコーなど CTMRIは画像専門センター予約)

[治療として]

▶️食事指導(必要に応じて当院ダイエット外来へ)

▶️運動療法(必要に応じて医療控除スポーツ施設と連携)

▶️内服薬

▶️健康相談(健診データから今後の検査治療計画を立てるなど)

 

  感染症

     感染症とは、ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入して増殖し、発熱や下痢、咳等の症状がでることをいいます。感染症には、インフルエンザのように人から人にうつる感染症のほかに、破傷風や日本脳炎のように人から人にはうつらず、傷口から、あるいは動物や昆虫から、感染する感染症も含まれています。感染して発病する場合もあれば、ほとんど症状がなく終わってしまう場合もあります。最も身近な感染症はいわゆる風邪でしょう。風邪の原因の約90%は「ウイルス感染」で、残り10%は細菌(微生物)によるものです。現在、風邪を引き起こすウイルスは200種類以上あると推定されていますが、同じウイルスでも複数の型があったり年々変異したりするため、風邪の原因菌を特定することは非常に難しいです。そのため、年齢に関わらず、何度でも風邪にかかってしまうのです。「このぐらいで…」と思わず当院にご相談ください。当院では発熱外来、各種抗体検査、予防接種も行っております。

[診断として]

▶️迅速抗原検査

▶️抗体検査

▶️血液検査

▶️尿検査

▶️胸部レントゲン(必要に応じてCTMRIは画像専門センター予約)

[治療として]

▶️内服薬

▶️補液(脱水症状がある場合に点滴)

▶️注射(吐気どめ、痛みどめなど)

 

  アレルギー・気管支喘息・アトピー性皮膚炎

     国民の約2人に1人が気管支ぜん息、アトピー性皮膚炎、花粉症等のアレルギー疾患を有していると言われています。アレルギー疾患(「アレルギー疾患対策基本法」に定められる、気管支ぜん息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、食物アレルギー、アレルギー性結膜炎の6疾患)には、急激な症状の悪化を繰り返したりするものもあり、学校や職場などのあらゆる場面で、日常生活に大きな影響を及ぼします。アレルギー疾患に関する正しい情報に基づいて、適切な自己管理を行い、重症化を予防することが大切です。自分のライフスタイルに合ったコントロール方法を一緒に考えていきましょう。

[診断のために]

▶️血液検査(View39、好酸球、IgE)

▶️パッチテスト(佐藤製薬パネルテスト、鳥居薬品金属試薬)

▶️アトピー鑑別テスト、TARC

[治療として]

▶️内服薬(抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬など)

▶️吸入剤

▶️IgE抗体剤(ゾレア)

▶️舌下免疫療法

 

  消化器疾患

     病気の種類はたくさんありますが、中でもとくに頻度の高いものは、下痢症、便秘症、胃腸炎、逆流性食道炎、急性虫垂炎、胆石症、腸閉塞、尿路結石、胃・十二指腸潰瘍および穿孔、急性膵炎、大腸憩室炎、産婦人科の病気などがあります。 もちろん、性別や年代別により、頻度の高い疾患は若干異なっています。お腹の病気は多岐に渡り、種類も多いうえに、症状も日常的によく“ある”ため、簡単に考え、見過ごされがちです。病態によっては緊急を要する場合がありますし、ただの便秘だと思っていたら実は大腸がんのサインのこともあります。脂肪肝のように生活習慣に密接に関与し、慢性の経過を辿る疾患もあります。適切な時期に適切な治療を受ける機会を逃してしまうことのないよう、自己判断はせずに気になった時はお気軽にご相談ください。

[診断のために]

▶️血液検査

▶️腹部エコー(必要に応じてCTMRIは画像専門センター予約)

▶️内視鏡検査(当院では行っておりませんので、近医もしくは専門病院を紹介)

▶️尿素呼気検査(検査時間トータル30分。時間に余裕を持って受診してください)

[治療として]

▶️内服薬

▶️筋肉または静脈注射

 

  睡眠障害

     睡眠時間は取れていますか?起きた時にスッキリしていますか?睡眠は時間と質の両面が大切です。睡眠は脳と体を休養疲労を回復するだけではありません。傷ついた細胞を修復したり、免疫物質を作っています。また、日中に見たことや学習したことを脳に定着せさせたり、整理をします。「眠れない、寝付けない」「寝ている最中に起きてしまう」「朝早く目が覚めて、再び眠ることが出来ない」「昼間眠くなる」「日中に集中力が下がったり、意欲が出なかったりする」「倦怠感がある」こんな症状がありましたら、ご相談ください。一時的な不眠は健康な人にも起こります。心配事が有れば眠れなくなるのは当たり前です。こういった不眠は数日から2週間ぐらいで元に戻ります。ですが、慢性化した不眠が3ヶ月以上続くと不眠症と診断されます。睡眠障害の治療は内服薬だけではありません。認知行動療法、生活習慣改善なども大切です。

[診断のために]

▶️問診

▶️簡易睡眠検査(自宅)

▶️睡眠日誌(睡眠アプリを含む)

▶️血液検査(貧血、生活習慣病検索)

[治療として]

▶️認知行動療法

▶️内服薬

▶️CPAP

 

  頭痛

     いつも頭が重かったり痛かったりしていませんか?頭痛は、誰もが経験するありふれた症状の一つです。風邪を引いた時、冷たいものを食べた時、お酒を飲んで二日酔いになった時、最近では気圧の変化がある時に頭痛は起きます。頭痛の診察には原因究明が大切です。発生時期、痛みの持続期間、頻度、痛み方など問診を行い、必要な場合はMRI検査やCT 検査を実施し、その頭痛が命に別状のない慢性的な頭痛(一次性頭痛)、他疾患の兆候が疑われる頭痛(二次性頭痛)の2種類に分けます。一次頭痛には、片頭痛、群発頭痛、緊張性頭痛が含まれます。一方で、二次頭痛はくも膜下出血、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍など緊急性を伴う疾患が多く含まれます。治療は、一次頭痛を中心に頭痛予防のための生活指導、症状緩和のための内服を行います。特に、片頭痛に関しては、近年注射製剤を使っての予防が著明な効果をあげています。現在、取り扱いは3種類です。治療方法、金額、効果や副作用など、ご気軽にご相談ください。

[診断のために]

▶️問診

▶️CTMRI(必要に応じてCTMRIは画像専門センター予約)

[治療として]

▶️予防対策(生活指導・内服)

▶️内服

▶️注射(抗CGRP抗体薬)

 

  予防接種外来

    3歳以上の小児と成人が対象になります。当院で接種できるワクチンを以下に列挙致します。予防接種は予約制となりますので、電話での予約をお願いいたします。文京区定期・任意接種ワクチンも行なっていますので、どうぞご利用ください。また、ワクチンの在庫状況によりご予約いただけない場合がございます。予めご了承ください。

[ワクチンの種類]

A型肝炎ワクチン    

B型肝炎ワクチン    

狂犬病ワクチン       

日本脳炎ワクチン    

麻しん(はしか)ワクチン    

風しんワクチン       

MRワクチン(麻しん風しん混合)     

ムンプス(おたふくかぜ)ワクチン    

水痘ワクチン

帯状疱疹ワクチン     50歳以上

肺炎球菌ワクチン成人用

破傷風トキソイド    

DTワクチン(ジフテリア・破傷風 2種混合)   

DPTワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風 3種混合)        

成人用3種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風) 4歳以上         

HPVワクチン(子宮頸がん)

インフルエンザワクチン

COVID19(新型コロナ)ワクチン

*各種予防接種の値段を表にまとめました。ご参考になさってください。

[予防接種を受けられない方]

(37.5℃以上)のある方

重い急性疾患を起こしている方

[予防接種を受けるのに注意が必要な方]

心臓病、腎臓病、肝臓病、血液疾患などで治療を受けている方

ワクチンに含まれる成分(鶏卵や安定剤など)に対するアレルギーのある方

予防接種後2日以内に発熱や発疹、じんま疹など、アレルギー症状が出たことのある方

これまでに痙攣を起こしたことがある方

過去に免疫不全の診断がなされている方、また先天性免疫不全の近親者がいる方

*上記内容に当てはまる項目のある方や心配なことがある方はご相談ください。

 

⑧ 発熱外来

    当院では発熱外来を実施しております。発熱、せき、咽頭痛などの症状でお困りの患者様はご利用下さい。各種呼吸器感染症(COVID19、インフルエンザ、溶連菌、マイコプラズマなど)の迅速抗原検査を行っております。いわゆる風邪はもちろんのこと、それ以外の疾患についても、抗原検査だけで診断がつかない場合は、必要に応じて採血やレントゲン検査などを用い診断いたします。発熱外来の受診にあたっては、診察時間を指定させて頂いておりますので、必ず来院前にお電話でご連絡頂きますようお願い申し上げます。事前のご連絡なく直接来院された場合には、検査ブースの空き状況により一旦帰宅していただくことがございます。ご注意下さい。かかりつけ患者様以外の方も受診可能です。

[診断のために]

▶️COVID19・インフルエンザ迅速抗原検査

▶️溶連菌迅速抗原検査

▶️マイコプラズマ迅速抗原検査

▶️血液検査


ダウンロード
問診票
発熱症状がある方・インフルエンザ、コロナの検査をご希望の方は、電話にて必ず予約をしてからお越しください。また、問診票をご記入いただいています。
問診票がダウンロードできますので、時間節約のためあらかじめご記入のうえ、ご持参いただく事をおすすめします。
院内トリアージ問診票2024.9.pdf
PDFファイル 506.7 KB

皮膚科診療


 ①  感染性疾患

  皮膚は、日本人の成人の平均で約1.6m²の面積(およそ畳1枚分)、体重の約16%もの重量を占める、人体最大の臓器です。皮膚には保護作用があり、体外からの刺激(機械的・物理的な外力、化学刺激物質、微生物、紫外線など)から体を守るとともに、体内からの水分喪失を防ぎます。主に微生物からの攻撃により、皮膚の保護作用が壊れる病気を皮膚感染症と言います。ウイルス感染症で有名なのは、ヘルペス属ウイルスによる単純疱疹や水痘、帯状疱疹、ヒトパピローマウイルスによる尋常性疣贅、風疹ウイルスによる風疹、麻疹ウイルスによる麻疹などでしょうか。細菌感染では、黄色ブドウ球菌、A群β溶血性レンサ球菌による伝染性膿痂疹(とびひ)や蜂窩織炎、アクネ菌の尋常性ざ瘡(ニキビ)、カビの仲間である真菌感染症では、足白癬(水虫)、赤ちゃんのオムツかぶれに多いカンジダ症、部活世代にい多いマラセチアによる毛包炎などがあります。治療は、感染原因の特定、感染の進展を止め、汚染された環境の改善が基本になります。

[診断のために]

▶️視診

▶️抗原検査

▶️血液検査

▶️顕微鏡検査

▶️ダーモスコープ

[治療として]

▶️抗ウイルス薬

▶️抗生剤

▶️抗真菌剤

▶️抗炎症剤

▶️液体窒素療法

 

  アトピー・蕁麻疹・アレルギー性疾患

 人には、細菌やウイルスなどの異物から身体を守る免疫機能が備わっています。

その免疫機能が食品や花粉などを異物とみなして過剰に反応することを「アレルギー」

  と言います。アレルギーによる皮膚トラブルは、蕁麻疹、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎が3大疾患と言われています。皮膚トラブルに多い“痒み”“ブツブツ”“赤い”はこれらの疾患でよく見られる症状です。まず炎症を起こした皮膚の鎮静すること、痒みを止める治療を行うと共に、出来る限りの原因検索と原因除去を行うことも大事です。ただ、アレルゲン(抗原)は、動植物、食品、化粧品、金属、化学薬品、薬など、多岐に渡るため、原因が特定できないケースも少なくありません。そして、皮膚のターンオーバーを正常化するスキンケア、症状を繰り返さないよう生活習慣の見直しを行います。

[診断のために]

▶️視診

▶️スコアリング(IGAADCTEASIなど)

▶️血液検査(View39、好酸球、IgE)

▶️パッチテスト(佐藤製薬パネルテスト、鳥居薬品金属試薬)

▶️アトピー鑑別テスト、TARC

▶️皮膚描記テスト

[治療として]

▶️プロアクティブ療法の指導

▶️内服薬

▶️外用薬

▶️生物学的製剤

 

  皮膚角化性疾患

    アトピー性皮膚炎や蕁麻疹を除く、外来でよく診る慢性皮膚疾患には、炎症性角化症の尋常性乾癬と掌蹠膿疱症があります。尋常性乾癬とは、皮膚が赤くなり、次第にその表面が銀白色の細かいかさぶたで覆われ、やがてそれがフケのようにボロボロとはがれる皮膚の病気です。その症状によって5つのタイプに分けることができます。最も多いタイプが尋常性乾癬です。日本の乾癬患者数は10万~20万人と推計されており、欧米の10分の1程度です。男性のほうが女性より多いと言われています。乾癬の原因は解明されていませんが、細菌やウイルスによって起きる病気ではないので、ほかの人に感染する心配はありません。最近になり、多くの新薬が開発され、治療の選択肢が広がりました。掌蹠膿疱症は、手のひらと足の裏に白く膿んだような発疹が出来、皮膚がめくれてくる疾患です。掌蹠膿疱症の原因は、はっきり解明されていませんが、喫煙、症状が感じられない程度の扁桃炎や歯周病、頑固な便秘や過敏性腸症候群、金属アレルギーなどが発症に深く関わっている例が多くみられ、ストレスをきっかけに始まることが多いと言われています。治療は対症療法が中心です。禁煙、扁桃腺除去、歯科金属取り除きなどの原因除去を試みることもあります。

[診断のために]

▶️視診

▶️問診

▶️スコアリング(PASIBSAなど)

▶️血液検査

▶️アレルギー検査

▶️画像による経過観察

[治療として]

▶️外用薬

▶️内服薬

▶️生物学的製剤

 

 

  皮膚循環器疾患

    うっ滞性皮膚炎は下肢静脈瘤などの足の静脈の流れが悪くなった状態を放置し、慢性化したことによっておこる皮膚のトラブルが原因です。何らかの理由によって静脈の流れが滞ると、老廃物を多く含んだ血液が足にとどまり続け、むくみ、かゆみ、湿疹、色素沈着の症状がみられるようになります。これがさらに進行すると皮膚が硬くなっていきます。これらを「うっ滞性皮膚炎」と呼んでいます。進行すると皮膚潰瘍や褥瘡に変化していきます。治療は、保存的療法として外用、ドレッシング材を使用します。病態によっては血管専門医へのコンサルテーションと検査(ドプラ超音波検査など)が必要になることがあります。

[診断のために]

▶️視診

▶️問診

[治療として]

▶️原因除去

▶️圧迫・挙上

▶️外用

▶️ドレッシング材

 

  皮膚腫瘍

    皮膚に「できもの」とかコブのような「しこり」が気になることがあると思います。皮膚や皮下組織の細胞が増殖して、細胞の塊ができることを皮膚腫瘍と言います。多くは痛みも痒みはありません。皮膚腫瘍は「良性」のものと「悪性」のものに分けられます。良性腫瘍は放っておいてもすぐには命に別状はありませんが、徐々に増大して、整容的な問題(見た目)や機能障害(感覚や運動障害)を引き起こしたり、中には悪性に転化する場合もあります。悪性腫瘍は顔つきの悪い腫瘍で、隣接する正常な組織に浸潤や転移をして、やがて生命を脅かします。当院では手術は致しません。ダーモスコープによる鑑別診断を行い、皮膚腫瘍専門医に引き継ぎ紹介を行います。

[診断のために]

▶️視診

▶️視診

▶️ダーモスコープ

[治療として]

▶️経過観察

▶️専門医へ紹介

  

  創傷・熱傷

   生きていく上で怪我をしない人はいません。爪周囲の細部の炎症から、大腿部全面に至る熱傷まで、皮膚を痛める病気は沢山ああります。創傷とは外的、内的要因によって起こる皮膚の損傷のことです。 日常では「キズ」と呼ばれますが、医学的には、その形状や原因などによって 擦過傷、切創、裂創、刺創 等々に分類しています。近年、イヌやネコをペットとして飼う人が増えています。それにともなって、ペットに咬まれてキズができたのに「大丈夫だろう」と自分流の治療を行って、悪化させてしまうケースが増えています。悪化してしまう前に一度診察してみませんか?イヌに咬まれた場合、420%で感染が起こると言われていますが、ネコに咬まれた場合、さらに高く、6080%という高確率で感染が起こりますので注意が必要です。ネコの場合、細く鋭い牙が深く突き刺さるためと考えられています。「ヤケド」は熱傷と呼ばれ、これも日常的によくある疾患の一つです。料理中の油はねやヘアアイロン、摩擦、化学薬品によるものもあり増す。処置は直ちに流水で患部を冷やすことが大切です。 冷やすことにより熱傷が深くなるのを防ぎ、痛みを和らげることができます。 部位や範囲にもよりますが、水道水で5分から30分ほどを目安に冷やしましょう。深度によって治療が異なります。跡が残らないよう早めに治療しましょう。

[診断のために]

▶️視診

▶️Artzの重症度分類

▶️血液検査

▶️尿検査

[治療として]

▶️洗浄

▶️抗菌薬(外用、内服薬)

▶️ドレッシング材

 

 

 

診療時間


☆月・火・水・金                       

診察時間  午前  9:00〜12:40 午後13:40〜17:00   

受付時間  午前  8:45~12:20 午後13:40~16:40   

 

☆土

診察時間  午前 9:00~13:00

受付時間  午前 8:45~13:00

  

 

受付時間は診療終了の20分前までとなっております。

 

 

アクセスマップ

〒112-0002 東京都文京区小石川3-16-19

 

電車

東京メトロ(丸ノ内線、南北線)後楽園駅 8番出口より徒歩8分

都営線(三田線、大江戸線)春日駅 A5、A6出口より徒歩6分

 

バス

都営バス[上60]系統 小石川二丁目バス停下車徒歩3分

 

医療機関情報

院長名:畑 佳納子

医療機関名:医療法人社団緑寿会 

      小林クリニック

診療科目:内科・皮膚科

郵便番号:112-0002

所在地:東京都文京区小石川3-16-19

電話:03-5689-2025  

FAX番号:03-5801-0778

お支払いは、クレジットカード・電子マネー・コード決済ができます。

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